
グァバは、学名を“Pusidium guava L.”といいます。フトモモ科バンジロウ属に属する植物で、沖縄でも“バンシルー”と呼ばれ親しまれてきました。
原産地は熱帯アメリカで、沖縄には台湾経由で導入されたという報告もあります。琉球王朝時代の17世紀には、すでに沖縄にグアバの木があったという記録が残されています。
グァバの果実はトロピカルフルーツとして有名で、グァバジュースにすると非常に甘くておいしいものです。沖縄の人たちは、昔から利尿や、糖尿病予防目的で葉を煎じて利用してきましたが、葉にはえぐみや渋みがあることから日常的に摂取することは困難でした。
近年、様々な研究機関においてグアバの葉の効能・効果について研究が実施され、非常に有用であることが解明されてきています。効能としては、“抗酸化活性・抗肥満活性(血糖値上昇抑制効果、脂肪酸遊離抑制効果)・抗アレルギー効果・美白効果等、非常に多岐にわたる効能を有しています。特に着目される効能として、血糖値上昇抑制効果があげられます。
現在、日本人10名に1名の割合で高血糖の患者(糖尿病もしくは糖尿病予備軍)がいると報告されています。今は、10代の子供にも糖尿病が忍び寄っているのです。
ちなみに、空腹時の血糖値が126mg/dl以上が糖尿病、110〜125mg/dlが境界型(予備軍)、110mg/dl以下が健康な人ということです(WHO基準,1999)
このように、グアバという植物は、果実だけでなく、葉も非常に有用なものなのです。